故郷のために
梅をもう一度
梅をもう一度
免疫の研究からなぜ梅に辿り着いたのか。
故郷"梅の里"の力になりたい一心で
可能性の探索に挑み続けます。
HISTORY研究で見えた
科学的知見
科学的知見
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梅との出会い「昔は梅栽培が盛んだった箕郷町ですが、価格の低迷や高齢化と後継者不足で耕作放棄する梅農家が後を絶ちません。ぐんまの梅に付加価値をつけてくれませんか。」
高崎市箕郷地区の梅農家から寄せられた一言をきっかけに全ては始まりました。この悲痛な声を聴いた私たちは、長年免疫について研究してきたことを、梅そしてふるさとのために生かせないかと考えたのです。 -
注目したのは昔ながらの製法で青梅から作る梅エキス江戸時代から今日まで、民間薬として長く人々に頼られている"梅エキス"。そこにはきっと理由があるのではないか、こうして梅の可能性を探る研究を始めたところ、そこには私たちの想像を大きく上回る可能性が潜んでいることに気付きました。
それから多くの研究を重ね、可能性を少しずつ紐解き、ついにミサトールが誕生しました。 -
苦悩の連続…それでもお金も知名度もない私たちがミサトールを世に広めることは容易ではありませんでした。
そこで、私たちが築いてきた大学をはじめとするいくつもの研究機関とのパイプを活かし、共同研究を行うことにしたのです。2004年に行った初めての学会発表から、3年間で17回の学会発表、英語論文4報を世に発表したことで少しずつ研究成果が評価され、群馬県から『中川威雄技術奨励賞』を拝受、ぐんまチャレンジファンドによる融資を得て細々ながらに会社を継続する事が出来ました。その後も学会報告、論文発表などを継続し、2010年6月、NHKの朝の情報番組でアダバイオと『ミサトール』が取り上げられたことが大きな転機となり、広く全国のみなさまに認知され愛される商品となりました。 -
ミサトールが出来てから20年。新たな知見がたくさん見つかりました。
近年、梅エキスの中に「今まで誰も知らなかった新規成分」があることを発見しました。その物質の名前は『ASPシトリミド』。国内・海外の物質特許を取得済みです。
最新の取り組みとして、加工食品事業にも着手しました。
2022年春、箕郷地区に二度にわたって大粒の雹(ひょう)が降り、収穫を目前に梅には大きな傷がつきました。梅農家が1年間努力し、やっとの思いで収穫に漕ぎ着けようとした矢先の"傷"によって商品価値が低下する悲劇でした。ですが、20年間梅エキスを作り続けてきた私たちは、もともと表面に小さな傷がある梅からでも品質に問題なく作れること、そして、味や鮮度も傷の無いものと一切変わらないことを良く知っていました。 -
価値が低下した梅を何とかしたい雹害で価値が下がりかけた"傷ついた梅"に従来以上の付加価値を付けるために着手したのが『極上の梅ジャム』の製造。この梅ジャムは、農薬や化学肥料を使用しない畑から収穫した梅を原料とし、美味しさはもちろん、安心と安全にとことんこだわり商品化に至りました。
ブランディングロゴの『An.d(アンド)』は、Another(おかわり)したくなる&余計なものが見つからない(no detection=n.d.)ジャムという製品コンセプトを表しています。 -
これからも故郷の梅のために梅の里を救うプロジェクトから生まれたこれらの商品は、多くのお客様に愛され、今日に至っております。
そして、現在も付加価値を創造する為に日夜研究を続けています。
故郷の再生と、お客様にご満足いただける商品づくりのため日々精進して参りますので、益々のご愛顧のほど宜しくお願い致します。